近年ますます盛り上がりを見せる、英国のクリエイティブ・シーン。そのなかでもポップでアイロニカルなグラフィティをもちいて、ニューヨーク近代美術館に無断で自身の作品を展示したことでも話題になった、正体不明グラフィティー・ライターBanksyをはじめとした、英国のストリート・アーティスト達が、世界中から注目を集めている。
3月23日(日)~4月6日(日)までラフォーレミュージアム原宿にて開催される『We didn't do it ~UKストリート・アートの現在』は、そんな英国のUKストリート・アートの最前線を担うキーパーソンたちの作品を、一堂に紹介する日本初の試みの展覧会。タイトルの「We Didn’t Do It」は無関心・無責任な態度や姿勢を表している。
Banksyはじめ、グラフィティとファインアートを融合させた作品が特徴のXENS、トップブランドのアートワークや数多くのレコードジャケットなども手がけるPaul Insect、マンガや日本の街頭などをモチーフにした作品で知られるAntony Micallef、チャイルド・ライクなモチーフで愛嬌がありながらも刺激的な表現が魅力のLucyMcLauchlanなど、約30名のアーティストの作品で構成。タイトルのとおり「UKストリート・アートの現在」が体感できる展覧会となっている。
なお、今国連総会の「世界人権宣言」採択60周年を記念して行われるアムネスティ・インターナショナルのグローバル・キャンペーンの一端を担っており、収益の一部が同組織に寄付される。
『We didn't do it ~UKストリート・アートの現在』
2008年3月23日(日)~4月6日(日)11:00~20:00 ※会期中無休
会場:ラフォーレミュージアム原宿(ラフォーレ原宿6F)
展示アーティスト:Banksy、XENZ、Paul Insect、Antony Micallef and more...
料金:一般700円 学生500円
※小学生以下およびラフォーレカード会員は無料