森見登美彦の小説『四畳半神話大系』が、フジテレビ深夜テレビアニメ枠『ノイタミナ』でアニメ化されることが明らかになった。監督は『マインド・ゲーム』『サムライチャンプルー』などで知られる湯浅政明。
『四畳半神話大系』の主人公は、京都大学3回生の「私」。悪友や謎の自由人、孤高の乙女など個性溢れる面々に振り回されながら、実り少なきキャンパスライフを送る彼が迷い込んだ、不思議な並行世界で繰り広げられる不毛と愚行の青春奇譚だ。
森見作品初の映像化となる同作は、シリーズ構成・脚本に劇団「ヨーロッパ企画」上田誠、キャラクター原案にASIAN KUNG-FU GENERATIONのアートワークでも知られる中村佑介、アニメーション制作を日本屈指のアニメーション制作会社「マッドハウス」が手がけるなど、豪華スタッフ陣の参戦でも注目を集めている。
放送は2010年4月からスタート予定。
『四畳半神話大系』
フジテレビ“ノイタミナ”ほかにて2010年4月より放送
原作:森見登美彦(太田出版、角川文庫刊)
監督:湯浅政明
脚本:上田誠(ヨーロッパ企画)
キャラクター原案:中村佑介
アニメーション制作:マッドハウス
(画像:イラスト/中村佑介 ©四畳半主義者の会)