ロンドンの精神病院で24時間の心理戦『BLUE/ORANGE』が待望の日本公演

ロンドンの精神病院を舞台に、ある24時間を描いた会話劇『BLUE/ORANGE』が、東京・八幡山ワーサルシアターで4月22日から上演される。

『BLUE/ORANGE』は、2001年に上演されたロンドン・ウェストエンド公演で話題を呼び、2005年にはBBCでドラマ版が放映された話題作。果物のオレンジを見て「青い」と言う青年と、彼を正常に戻すために治療に躍起になる研修医、そして青年は正常だと退院を執拗にせまるベテラン医師の3人による心理戦が繰り広げられる。

待望の日本公演となる今回は、境界性人格障害で入院中の青年クリスを大型若手俳優のチョウソンハ、クリスの若き担当医ブルースを千葉哲也、ブルースの上司スミス医師を俳優・中嶋しゅうが演じる。

精神病を枠組みにしながら、権力、エゴ、人種の偏見をめぐる現代の人間の戦いを浮き彫りにした扇動的な物語だ。

『BLUE/ORANGE』

2010年4月22日(木)~5月2日(日)※15ステージ
会場:八幡山・ワーサルシアター

作:Joe Penhall
演出:千葉哲也
企画:中嶋しゅう
出演:
中嶋しゅう
チョウソンハ
千葉哲也

料金:前売4,500円 当日4,800円
※全席自由

(画像上から:『BLUE/ORANGE』フライヤー、中嶋しゅう、チョウソンハ、千葉哲也)

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