様々な情景の浮かぶエキゾチックなポップミュージックを奏でる4人組「cero」が、ファーストアルバム『WORLD RECORD』を「カクバリズム」より2011年1月26日にリリースする。
2004年に結成されたceroは、ライブハウスや喫茶店など場所を選ばないライブ活動や、正式音源発表前から鈴木慶一に見いだされ、「commmons」よりリリースされたアルバム『細野晴臣strange Song Book -Tribute To Haruomi Hosono2-』収録の“東京シャイネスボーイ”へ参加するなどで注目を集めてきたバンドだ。
先行リリースされた10インチレコード『21世紀の日照りの都に雨が降る』に続く『WORLD RECORD』は、1970年代のティンパンアレー周辺の趣きを現代的にアップデートした、懐かしくも新しい1枚。基本となるギター、ベース、ドラムの編成に、スティールパン、マリンバ、クラリネット、バイオリン、チェロ、シンセ、オルガンなども多用し、サイケデリックなロックセンスとHIP HOPが絶妙にブレンドしたインディーポップがつまった全12曲を収録している。
アルバムジャケットはイラストレーターの本秀康が担当。発売に先駆け、バンドのMyspaceではダイジェスト版の公開がスタートしている。