尾崎豊の50冊以上にもおよぶ創作ノートの内容を公開する特集記事が、本日3月22日に刊行された月刊小説誌『小説新潮』4月号に掲載されている。
創作ノートは尾崎の遺族やプロデューサーの須藤晃が保管していたもので、今年2月の報道で存在が明らかにされた。今回の特集記事『尾崎豊NOTES 僕が僕であるために ―肉筆版―』では、96ページにわたり尾崎の手書きノートの内容を掲載。デビュー直前に心境を綴った文章や、デビュー曲“15の夜”や“I LOVE YOU”などの原型が記された創作メモ、東京拘置所の房内で書かれた歌詞などを、尾崎の肉筆で読むことができる。
なお、4月6日には単行本『NOTES 僕を知らない僕 1981-1992』が発売。こちらは50数冊におよぶノートの内容を活字に起こし、400ページ以上にわたって収録した内容となる。特集記事および単行本の特設サイトが公開されているので、こちらもチェックしてみよう。
(画像:『小説新潮』4月号表紙 新潮社提供)