中年男と女子高生による殺戮旅行を描いたバイオレンスコメディ映画『ゴッド・ブレス・アメリカ』が、7月28日から東京・渋谷のシネマライズほか全国で順次公開される。
同作の主人公は、離婚やリストラ、不治の病に疲れて自暴自棄になった中年男フランク。拳銃自殺しようとしていたフランクは、偶然テレビで目にした女子高生セレブのわがままな言動に腹を立て、翌日番組の撮影場所に赴き射殺。その現場を目撃して感動した16歳の女子高生ロキシーは、やがてフランクと共に全米を巡り、映画の上映中に携帯電話を使用する者、駐車場に割り込む者、過激な差別主義者や排他的な宗教指導者、テレビ出演者や製作者らを虐殺していく。
2011年の『トロント映画祭』の「ミッドナイト・マッドネス部門」で上映され注目を集めた同作。監督と脚本は映画『ポリス・アカデミー』シリーズへの出演でも知られるボブキャット・ゴールドスウェイト、フランク役は『アーティスト』にも出演しているジョエル・マーレイ、ロキシー役をタラ・ライン・バーが演じている。
『ゴッド・ブレス・アメリカ』
2012年7月28日(土)よりシネマライズほかにて全国順次ロードショー
監督・脚本:ボブキャット・ゴールドスウェイト
出演:
ジョエル・マーレイ
タラ・ライン・バー
配給:トランスフォーマー
(画像:©Darko Entertainment, LLC 2011)