クリエイターの卵や映像に興味をもつ若い人たちに向けた体験型教育番組『テクネ 映像の教室』の多様な映像の世界を紹介する展示が、東京・六本木のミッドタウン・デザインハブで3月1日から開催される。
NHK Eテレで放送中の『テクネ 映像の教室』では、毎回ひとつの映像技法をテーマに参加クリエイターがその技法を用いた新作映像を制作。インタビューや制作風景を通して作品が完成するまでのプロセスを披露するほか、それらの技法を活用している映像をセレクトして紹介するなど、ひとつの技法が生み出す作品の豊かさを様々なアプローチで伝えている。これまでに3回のシリーズが放送され、同展の会期中には「ロトスコープ」「ループ」「ワイプ」の3つの技法を紹介する第4シリーズが放送される。
同番組の内容を展示へと発展させた『テクネ 映像の教室』展では、テレビ放送で好評を博した「ストップモーション」「影」「マルチスクリーン」「プロジェクション」「タイポグラフィ」「クラウドソーシング」6つの技法を紹介。同時に作品で使用したアイテムや絵コンテ、スケッチなどクリエイターの思考や制作のプロセスが垣間みられるような展示が、番組名の通り教室をモチーフにしたブースで繰り広げられる。
また、会期中には身近な素材を用いた映像の制作現場を体験できるワークショップやセミナーも開催される。詳細はデザインハブのオフィシャルサイトで発表される予定だ。
東京ミッドタウン・デザインハブ第38回企画展
『テクネ 映像の教室』展
2013年3月1日(金)~3月31日(日)
会場:東京都 六本木 東京ミッドタウン・デザインハブ
時間:11:00~19:00(3月23日(土)は、『六本木アートナイト 2013』開催に伴い、21:00まで開館延長)
休館日:会期中無休
料金:無料
(画像上:東京ミッドタウン・デザインハブ第38回企画展『テクネ 映像の教室』展ロゴ、画像中:NHK Eテレ『テクネ 映像の教室』より、画像下:『テクネ 映像の教室』展会場イメージ)