写真家・梅佳代の個展『梅佳代展』が、4月13日から東京・初台の東京オペラシティアートギャラリーで開催される。
何気ない日常の光景からユーモアにあふれた決定的瞬間を切り取ることで、幅広い層からの支持を集めている写真家・梅佳代。「朝起きたときから夜寝るまで全部がシャッターを押す範囲」という彼女の作品には、被写体との絶妙な距離感から生み出される笑いと驚きの世界が写し出されている。
梅佳代にとって美術館での初個展となる同展では、初期作品から新作、未発表作品までを交え、彼女の魅力を多角的に紹介していく。10年ぶりの公開となる『女子中学生』シリーズや彼女の活動の根幹といえる『シャッターチャンス』シリーズは、梅佳代の作品の原点を探る大きな手がかりとなるだろう。
『梅佳代展』
2013年4月13日(土)~6月23日(日)
会場:東京都 初台 東京オペラシティ アートギャラリー
時間:11:00~19:00、金、土曜11:00~20:00(最終入場は閉館30分前まで)
休館日:月曜(祝日の場合は翌火曜、ただし4月30日は開館)
料金:一般1,000円 大学・高校生800円 中学・小学生600円
※土、日曜および祝日は中学・小学生無料
(画像上:『うめめ』より、2004年 ©KAYO UME、画像下:『男子』より、1999-2001年 ©KAYO UME)