オーストリアのメディアアート賞『Prix Ars Electronica』の受賞者が発表された。
1987年から毎年優れたメディアアートを表彰している同賞。各部門ごとに最優秀賞にあたる「ゴールデン・ニカ賞」、準グランプリにあたる「優秀賞」、入選にあたる「栄誉賞」などが与えられる。
今回発表された日本人受賞者は、「DIGITAL MUSICS AND SOUND ART」部門の優秀賞に輝いたSjQ++、栄誉賞を受賞したTypingmonkeys、後藤英、スズキユウリ、「INTERACTIVE ART」部門の優秀賞に輝いた藤幡正樹、栄誉賞を受賞したnecomimi(neurowear)、Perfume Global Site Project(Perfume、真鍋大度、MIKIKO、堀井哲史、木村浩康)、「HYBRID ART」部門で栄誉賞を受賞したスプツニ子!、「DIGITAL COMMUNITIES」部門で栄誉賞を受賞した江渡浩一郎とニコニコ学会β、「東日本大震災アーカイブ」を手掛けた渡邉英徳。全受賞者および受賞作品はオフィシャルサイトで確認しよう。
各章の授与は9月にオーストリア・リンツで開催される『Ars Electronica Festival』で行われるほか、受賞者は『Prix Ars Electronica Forums』でのプレゼンテーションに招待される。
(画像:『Prix Ars Electronica』ロゴ)