北欧の映画と文化を紹介する映画祭『トーキョーノーザンライツフェスティバル 2014』が、2月8日から東京・渋谷のユーロスペースで開催される。
同映画祭は、北欧の映画作家たちの旧作や日本未公開作などを上映することで「北欧の映画と映画作家の現在」を広く伝えることを目的として開催される。4回目の開催となる今回は、『ムーミン』シリーズで知られるトーベ・ヤンソンの生誕100周年を記念する特集上映を実施。トーベ・ヤンソン自身が出演したドキュメンタリー『ハル、孤独の島』『トーベ・ヤンソンの世界旅行』、アニメ『ムーミン』シリーズの劇場版が上映される。
さらに、スウェーデンの映画作家ヤン・トロエルの特集やノルウェー発のアクションアドベンチャー映画『ラグナロク(仮題)』をはじめ、デンマーク人監督がリベリアで命がけの撮影を敢行したドキュメンタリー『アンバサダー』、史上最悪とも言われるノルウェーの現金強奪事件をもとにした『NOKAS』など、多彩なラインナップが上映される。また、会期中は北欧にちなんだ関連イベントも開催。詳細はオフィシャルサイトで確認しよう。
イベント情報
『トーキョーノーザンライツフェスティバル 2014』
2014年2月8日(土)~2月14日(金)
会場:東京都 渋谷 ユーロスペース
上映作品:
『ハル、孤独の島』(監督:カネルヴァ・セーデルストロム、リーッカ・タンネル)
『トーベ・ヤンソンの世界旅行』(監督:カネルヴァ・セーデルストロム)
『ムーミン谷の彗星』(監督:斉藤博)
『アンバサダー』(監督:マッツ・ブリュガー)
『NOKAS』(監督:エーリク・ショルビャルグ)
『馬々と人間たち』(監督:ベネディクト・エルリングソン)
『ベンヤミンの夏』(監督:ギスリ・スナイル・エリンソン)
『ミス・ジーンズ・フィンランド』(監督:マッティ・キンヌネン)
『ファーザーズ・トラップ 禁断の家族』(監督:ミカ・カウリスマキ)
『ハムスン』(監督:ヤン・トロエル)
『マリア・ラーション 永遠の瞬間』(監督:ヤン・トロエル)
『復讐の夜』(監督:ベンヤミン・クリステンセン)
『ラグナロク(仮題)』(監督:ミケル・ブレネ・サンデモーセ)
『リリア 4-ever』(監督:ルーカス・ムーディソン)
料金:
前売 1回券1,300円 3回券3,600円
当日 1回券1,500円 3回券3,900円 学生・シニア・ユーロスペース会員1回券1,200円
(画像上から:『トーキョーノーザンライツフェスティバル 2014』チラシビジュアル、『ムーミン谷の彗星』、『マリア・ラーション 永遠の瞬間』、『ラグナロク(仮題)』、『リリア 4-ever』)