小田晃生のニューアルバム『チグハグソングス』が、3月29日にリリースされる。
シンガーソングライターとしてこれまでに2枚のアルバムをリリースしたほか、齋藤紘良率いるチルドレンミュージックバンドCOINNや、ショピンの野々歩とのユニット、ノノホとコーセイのメンバーとしても活動する小田晃生。2012年にはNHK Eテレで放映された5分間のアニメ『ノンフィクション型旅アニメ おかっぱちゃん旅に出る』に声の出演を果たし、数々のキャラクターを声色を変えて演じた。
ソロとしては約5年ぶりのアルバムとなる『チグハグソングス』には、バンド編成で録音されたライブでの人気曲“ネムネムの国”をはじめとする全10曲を収録。田中馨(ショピン、Hei Tanaka)、野村卓史(グッドラックヘイワ、WUJA BIN BIN)、木下ようすけ(poypoy、euphoria)、野々歩といったゲストミュージシャンが参加している。録音・ミックスは森は生きている、water water camel作品などを手掛ける葛西敏彦と小田自身、マスタリングはトクマルシューゴ、キツネの嫁入り作品などを手掛ける岩谷啓士郎が担当した。なお、収録曲“ネムネムの国”“僕はこわくなった”の試聴音源が、SoundCloudで公開中だ。
小田晃生のコメント
たくさん色を使って絵を描いたり突飛な物語を紡いだりするのは、昔から得意ではなくて。でも僕は、そういったものの予測できないかっこよさ、キレイさ、不思議さにとっても憧れています。ふと、題名のアイディアが浮かんだのは、まだ前作を作っている最中でした。帽子と、上着と、ズボンと、靴が、どこへ出向くための組み合わせなのか、どうにも分からないようなそんな装いのアルバムを、次は作ってみたい!こうして、その題名は、目標になりました。5年とちょっとをかけて、ようやくかたちになったてんでばらばらで、チグハグな歌たち。ふふん、と背伸びをしてみたつもりでしたが、これまでに出会ったこと、思い描いたこと、気がついたこと、さまざまな風景が、一曲ごとに、しかと滲んでいるように思え、ふふん、とカカトを降ろしました。まだまだ憧れは尽きませんが、自信曲は勢揃いです。この作品が僕を、そして皆さんを、冒険へと連れて行ってくれますように。そんな期待と、気合いを込めまして3枚目のソロアルバム「チグハグソングス」をどうぞ宜しくお願いします。
リリース情報
(画像上:小田晃生、画像下:小田晃生『チグハグソングス』ジャケット)