在日ファンクが日本コロムビアからメジャーデビュー、新アルバム『笑うな』9月発売

在日ファンクが日本コロムビアからメジャーデビューすることがわかった。また、9月3日にメジャー移籍後の初アルバム『笑うな』がリリースされることも発表された。

浜野謙太（Vo / SAKEROCK）を中心に活動し、「日本におけるファンク」を追究し続けている在日ファンク。メジャーデビューアルバムとなる『笑うな』は、ほぼ全ての楽曲を浜野が手掛け、デビュー作『在日ファンク』と同様にジェイムス・ブラウンへのリスペクトや、浜野自身の初期衝動を込めた原点回帰的な作品になっているとのこと。

収録楽曲は、ライブでも披露されている“根にもってます”“断固すいません”“ちっちゃい”、コンプレックスを歌う“恥ずかしい”“不甲斐ない”、村上基（Tp）による楽曲“パラシュート”など全11曲となる。初回限定盤にはDVDが付属するほか、アナログ盤もリリースされる予定だ。

なお、新ビジュアルとメジャーデビューに際しての所信を表明するインタビュー動画が公開。映像は日本コロムビア本社で撮影され、インタビュアーはバンドと親交が深い映像作家・山岸聖太が務めている。

浜野謙太のコメント

最近、おれはおしゃれになった。人からも言われるし、自分でも自覚している。小金を持った人間はしばしば、周りの者たちからちやほやされ、利用され、裸の王様のようなファッションになってゆく。が、おれはそうではない。何かを身につけることでむやみに人間の価値が高まると思っているのではない。
おれは在日ファンクになりたい。ただ、それになるのは難しい。だからこそ、曲を作るにも時間をかけるし、アルバム制作にも時間をかけて頑張って、成る。いつの日にか普段吐く言葉、振る舞い、生活、そして着るもの。全てそのものが在日ファンクになることを夢見ているのだ。
今回、3rdアルバムを出すにあたっておれたちはメジャーを身につける。日本コロムビア製のジャケット。それは重い。伝統が半端ない。そして、今までのような動き方はできないのかもしれない。だが。着こなせられればめちゃくちゃカッコいいと分かっている。はっぴはダサいから着ない。

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