テオ・ヤンセン展に新作含むビースト15体、「新たな自然」の世界に迫る展覧会

『テオ・ヤンセン展―砂丘の生命体―』が、10月9日から長崎県美術館で開催される。

テオ・ヤンセンは、1948年に生まれたオランダ・スフェベニンゲン出身のアーティスト。1990年から「砂浜の生物」を意味するプラスチックチューブの作品「ストランドビースト」の制作を続けている。風力で動くストランドビーストは、コンピューター上の仮想生物として生まれ、これまでに砂の上を移動するための仕組みや風に飛ばされない仕組みを装備するなど、「生き残ること」を目的に様々な「進化」を遂げてきた。

同展では、長崎とオランダの約400年にわたる友好の歴史へのオマージュとしてヤンセンが制作した新作のビースト『アニマリス・プラウデンツ・ヴェーラ2世』を世界初公開。同作をはじめ、進化の過程を経るごとに様々な機能を獲得したビースト15体と関連資料の展示を通して、ヤンセンが作り出すビーストたちの全貌を紹介し、科学とアートを融合させたヤンセンによる「新たな自然」の世界に迫る。会期中は、作品を動かすデモンストレーションが毎日行われる。

なお、10月12日にはヤンセンによるアーティストトークを開催。10月9日からはサイン会も実施される。

イベント情報

『テオ・ヤンセン展―砂丘の生命体―』

2014年10月9日(木)~12月7日(日)
会場:長崎県 長崎県美術館 企画展示室
時間:10:00~20:00(入場は19:30まで)
休館日:10月14日、10月27日、11月10日、11月25日
料金:一般1,200円 高校・大学生・70歳以上1,000円 小・中学生700円
※小学生未満は無料

アーティストトーク
2014年10月12日(日)13:30~
会場:長崎県 長崎県美術館 企画展示室
出演:テオ・ヤンセン
料金:無料(要展覧会入場券)

サイン会
2014年10月9日(木)、10月10日(金)11:00~、15:00~
2014年10月11日(土)、10月12日(日)11:00~、13:00~、15:00~
2014年10月13日(月・祝)11:00~、13:00~、14:00~、15:00~
会場:長崎県 長崎県美術館 2F カフェ前
※特設ショップでの対象商品購入者に参加券を配布

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