初音ミクにスポットを当てる書籍『BT BOOKS 初音ミク』が、12月3日に刊行される。
2007年に登場したボーカロイド・初音ミク。ニコニコ動画などの動画サイトを中心に、数多くの楽曲が発表される原動力になったほか、イラストや映像作品など数々の関連作品が世界各地で生み出されている。
同書は、『美術手帖』2013年6月号に掲載された特集記事を一部再編集して単行本化したもの。佐々木渉(クリプトン・フューチャー・メディア)と川上量生(KADOKAWA・DWANGO代表取締役会長)の対談、伊藤博之(クリプトン・フューチャー・メディア)と村上隆の対談、ボカロPたちや冨田勲、渋谷慶一郎らのインタビュー記事やドミニク・チェンの論考などが掲載されるほか、ソフトウェアのテクニック解説や初音ミクの描き方も紹介。「人はなぜ初音ミクに惹きつけられ、彼女を表現しようとするのか」「初音ミクは私たちの行き先をどう変えるのか」といったテーマを多角的に紐解いていく。
さらに単行本版のために、writtenafterwardsの服を着て「七福神」となった初音ミクを、カイカイキキのアニメスタジオ「STUDIO PONCOTAN」に所属するイラストレーターのmebaeが描き下ろしている。またボックス入り仕様となり、オリジナルポスターやストラップなどが付属する。
さらにAmazon、エルパカBOOKS、楽天ブックス、セブンネットで予約購入すると、初音ミクの「七服神」イラストのうち4種類の数量限定ポストカードが先着でプレゼントされる。
※記事掲載時から購入特典内容が一部変更になりました。