佐々木敦の著書『ニッポンの音楽』が、12月16日に刊行された。
2009年に刊行された『ニッポンの思想』の姉妹編となる同書は、音楽や演劇、文学、思想など様々な分野で批評活動を展開している佐々木が、日本におけるポピュラー音楽の歴史と現在について綴った書籍。1969年から現在までの各年代を、それぞれの時代の「主人公」による「物語=歴史」として描きながら、「J-POP」誕生以前と以後の45年間を解き明かしていく。
なお、各時代の「主人公」として、1970年代ははっぴいえんど、80年代はYMO、90年代は渋谷系と小室系、ゼロ年代は中田ヤスタカにフォーカス。さらに小沢健二、小山田圭吾、ピチカート・ファイヴ、安室奈美恵、つんく♂、Perfume、きゃりーぱみゅぱみゅらを取り上げる。