映画『かぐらめ』に武田梨奈、大杉漣、黒川芽以ら、「神楽獅子」を巡る父と娘の物語

2015.03.17 Tue

映画『かぐらめ』が初夏から全国で順次公開される。

同作は、山梨の伝統芸能「神楽獅子」を巡る父と娘の物語。母が亡くなった日に、母を看取らずに獅子神楽を舞っていた父を恨む主人公・秋音と、最後の舞を披露する大例祭を前に体に異変をきたす父・恭次郎の葛藤や、伝統芸能の継承問題を描く。

武田梨奈が主人公の秋音を演じるほか、大杉漣が恭次郎役で出演。また、亡き百合子と、恭次郎が好意を寄せる百合子に似た女性・陽子の2役を筒井真理子が演じる。さらに、上條恒彦、今井雅之、黒川芽以、大河内奈々子、朝加真由美、森岡龍、白須慶子、瀬駒妃らがキャストに名を連ねている。

同作のメガホンをとるのは、広告や映像制作を手掛ける株式会社ヌーヴォの代表取締役で、今回長編監督デビューを果たす山梨出身の奥秋泰男。また、プロデュースは、山戸結希が監督を務めた神聖かまってちゃんのPV『ズッ友』や、竹内道宏監督『世界の終わりのいずこねこ』などのプロデュースを手掛けた前信介が担当している。なお同作は、5月3日から山梨・うぐいすホール、5月9日と30日に山梨・ふじさんホールで先行上映される。