寺山修司作、蜷川幸雄演出の音楽劇『青い種子は太陽のなかにある』が、8月10日から東京・渋谷のBunkamura オーチャードホールで上演される。
今年12月で生誕80周年を迎える寺山と、10月に80歳となる蜷川。劇団「天井桟敷」旗揚げ以前の1963年に、28歳の寺山によって執筆された同作は、1960年代の高度成長期の日本を舞台に、個性的なスラムの住人たちが巻き起こす騒動や若者たちの悲恋などを反体制的な視点から描いた作品だ。これまでも『血は立ったまま眠っている』『あゝ、荒野』などで寺山の戯曲を演出している蜷川は、今回初めてBunkamura オーチャードホールで演出を手掛ける。
主演を務めるのは、蜷川演出作品に初めて登場する亀梨和也(KAT-TUN)。音楽は松任谷正隆が手掛ける。なお同作は、9月4日から大阪・オリックス劇場でも上演されることが決定している。東京および大阪公演のチケット一般発売は6月13日からスタート。
イベント情報
『青い種子は太陽のなかにある』
作:寺山修司
演出:蜷川幸雄
音楽:松任谷正隆
出演:
亀梨和也
ほか
東京公演
2015年8月10日(月)~8月30日(日)
会場:東京都 渋谷 Bunkamuraオーチャードホール
大阪公演
2015年9月4日(金)~9月13日(日)
会場:大阪府 オリックス劇場