石川五右衛門、鼠小僧ら江戸の「悪人」集結、浮世絵展『江戸の悪』

「悪人」を描いた浮世絵を紹介する展覧会『江戸の悪』展が、6月2日から東京・原宿の太田記念美術館で開催される。

多様な悪人のイメージを浮世絵から探る同展。鼠小僧次郎吉ら盗賊や吉良上野介をはじめとする「悪」のイメージで捉えられた歴史上の人物、悪女や小悪党、悪の妖術使いなど、実在した人物から物語に登場する架空の人物まで多岐にわたる悪人を描いた作品が展示される。三代歌川豊国が描いた石川五右衛門や『東海道四谷怪談』、歌川広重の『忠臣蔵 夜打三 本望』、月岡芳年の『平清盛炎焼病之図』などの作品が出展されるほか、江戸時代のストーカーとも言える悪僧・清玄と桜姫など、屈折した恋愛模様の末に繰り広げられる悪事を描いた作品なども見ることができる。

また、会期中には学芸員によるスライドトークも開催される。詳細はオフィシャルサイトをチェックしよう。


イベント情報

『江戸の悪』

2015年6月2日(火)~6月26日(金)
会場:東京都 原宿 太田記念美術館
時間:10:30~17:30(入館は17:00まで)
休館日:月曜
料金:一般700円 大高生500円
※中学生以下無料

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