特集上映『デビュー50周年記念 女優・梶芽衣子』が、7月18日から東京のシネマヴェーラ渋谷で開催される。
1965年に本名の太田雅子名義で出演した映画『悲しき別れの歌』でデビューし、『女囚さそり』シリーズや『修羅雪姫』シリーズ、『野良猫ロック』シリーズなどに出演した梶芽衣子。歌手としても活動しており、梶のファンを公言しているクエンティン・タランティーノは、自身の監督作『キル・ビル』の挿入歌に梶が歌う“修羅の花”、エンディングテーマに“怨み節”を起用している。
梶のデビュー50周年を記念して開催される同イベントでは、『野良猫ロック セックス・ハンター』『女囚さそり 第41雑居房』『修羅雪姫』などの作品に加え、「梶芽衣子」という芸名を付けたマキノ雅弘監督の『日本残侠伝』や、野村芳太郎監督の『わるいやつら』、深作欣二監督の『やくざの墓場 くちなしの花』といった梶の出演作品19本が上映される。各作品の上映日などの詳細は、オフィシャルサイトをチェックしよう。
イベント情報
『デビュー50周年記念 女優・梶芽衣子』
2015年7月18日(土)~8月7日(金)
会場:東京都 渋谷 シネマヴェーラ渋谷
上映作品:
『青春前期 青い果実』(監督:堀池清)
『あゝひめゆりの塔』(監督:舛田利雄)
『女の警察』(監督:江崎実生)
『日本残侠伝』(監督:マキノ雅弘)
『侠花列伝 襲名賭博』(監督:小沢啓一)
『怪談昇り竜』(監督:石井輝男)
『野良猫ロック セックス・ハンター』(監督:長谷部安春)
『流血の抗争』(監督:長谷部安春)
『三人の女 夜の蝶』(監督:斎藤光正)
『女囚さそり 第41雑居房』(監督:伊藤俊也)
『女囚さそり 701号怨み節』(監督:長谷部安春)
『修羅雪姫』(監督:藤田敏八)
『修羅雪姫 怨み恋歌』(監督:藤田敏八)
『動脈列島』(監督:増村保造)
『妻と女の間』(監督:豊田四郎、市川崑)
『曽根崎心中』(監督:増村保造)
『わるいやつら』(監督:野村芳太郎)
『子どものころ戦争があった』(監督:斉藤貞郎)
『やくざの墓場 くちなしの花』(監督:深作欣二)
料金:一般1,400円 シニア1,000円 大学生・高校生800円 中学生以下500円
※各日2本立て、『やくざの墓場 くちなしの花』は1本立て1,000円の特別上映