9月16日にリリースされるindigo la Endのニューシングル『雫に恋して / 忘れて花束』から収録曲のPVが公開された。
公開されたのは、“雫に恋して”のPV。リハーサルスタジオでアルバイトをする少女と、常連客であるバンドのフロントマンの過去と現在の恋が描かれており、バンドが売れていく様を目の当たりにして、彼女が自ら身を引くことを決断する、というあらすじになっている。バンドマン役を川谷絵音(Vo,Gt)が演じ、別れを切り出す恋人役にジャケットにも登場している小島藤子がキャスティングされている。
撮影は、indigo la Endがインディーズ時代に何度も出演したという下北沢・ERAでも行われ、ファンも多数参加。また、時間軸の変遷を描くために同バンドの過去の物販商品なども使用されているという。監督は岡田文章が務めている。
川谷絵音(Vo,Gt)のコメント
今回のMVはインディゴの歴史と共に曲を描く、今までで一番リアルなMVです。
それだけに切ない。何より小島藤子さんの熱演に助けられて僕も演技が出来ました。
あとはエキストラをやってくれたファンの皆さんや下北沢ERAの店長の熱演もあって素晴らしい映像になったと思います。
何回も見て欲しい作品です。小島藤子のコメント
撮影中もメンバーの皆さんとファンの皆さんの想いが伝わってくるようなとても心地良い撮影現場でした。
その強い想いをのせてキャスト、スタッフ全員で創り上げたMVです。
切なく優しい歌声、どっしりと芯のある演奏と共に是非たくさんの方に見て頂けると嬉しいです。岡田文章のコメント
企画打ち合わせで、いちばん悲しい別れ方、別れる理由ってなんだろう、という話になりました。
相手のことを思って自ら身を引く、愛してるが故に別れる、という理不尽な閉じ方が一番悲しいんじゃないかと。
相手を思ったまま別れた二人が、再び出会ったとき、どうなるのか。「雫に恋して」ではまず、その再会を、描いてみました。