『戦後70年企画 第四部 戦後日本映画史の発見 愛と官能のシネアスト』が、9月19日から東京・池袋の新文芸坐で開催される。
同イベントは、作品上映を通じて戦後の日本映画史を紐解く戦後70年記念企画の第4弾。今回は成人映画や日活ロマンポルノを中心に、性を大胆に描いた作品を取り上げる。
上映作品は大島渚監督の『愛のコリーダ』をはじめ、憂歌団が音楽を担当した神代辰巳監督作『赫い髪の女』、石井隆が脚本を手掛けた相米慎二の監督作『ラブホテル』、『八月の濡れた砂』『修羅雪姫』などで知られる藤田敏八監督作『エロスは甘き香り』、三上博史を主演に迎えた実相寺昭雄の監督作『屋根裏の散歩者(インターナショナルバージョン)』など28本。なお、会場には女性専用席も用意されるほか、女性は割引料金で鑑賞出来る。
会期中には映画監督の井口奈己、根岸吉太郎、脚本家の荒井晴彦らが来場するトークイベントなども企画されている。上映スケジュールやイベントの詳細は、新文芸坐のオフィシャルサイトをチェックしよう。
イベント情報
『戦後70年企画 第四部 戦後日本映画史の発見 愛と官能のシネアスト』
2015年9月19日(土)~10月2日(金)
会場:東京都 池袋 新文芸坐
上映作品:
『恋人たちは濡れた』(監督:神代辰巳)
『赫い髪の女』(監督:神代辰巳)
『一条さゆり 濡れた欲情』(監督:神代辰巳)
『四畳半襖の裏張り』(監督:神代辰巳)
『天使のはらわた 赤い教室』(監督:曽根中生)
『天使のはらわた 赤い淫画』(監督:池田敏春)
『わたしのSEX白書 絶頂度』(監督:曽根中生)
『新宿乱れ街 いくまで待って』(監督:曽根中生)
『(秘)女郎責め地獄』(監督:田中登)
『(秘)色情めす市場』(監督:田中登)
『おんなの細道 濡れた海峡』(監督:武田一成)
『団地妻 昼下りの情事』(監督:西村昭五郎)
『愛のコリーダ』(監督:大島渚)
『愛の亡霊』(監督:大島渚)
『狂った果実』(監督:根岸吉太郎)
『ラブホテル』(監督:相米慎二)
『犯された白衣』(監督:若松孝二)
『水のないプール』(監督:若松孝二)
『異常性愛記録ハレンチ』(監督:石井輝男)
『ポルノ時代劇 忘八武士道』(監督:石井輝男)
『エロスは甘き香り』(監督:藤田敏八)
『ダブルベッド』(監督:藤田敏八)
『曼陀羅』(監督:実相寺昭雄)
『屋根裏の散歩者(インターナショナルバージョン)』(監督:実相寺昭雄)
『ヌードの夜』(監督:石井隆)
『天使のはらわた 赤い眩暈』(監督:石井隆)
『実録・阿部定』(監督:田中登)
『人妻集団暴行致死事件』(監督:田中登)
料金:一般1,300円 学生1,200円 友の会・シニア・女性1,050円
※各日2本立て上映