今秋に全国で公開される『金メダル男』の追加キャストが発表された。
今回出演が発表されたのは、大西利空、大泉洋、上白石萌歌、大友花恋、ささの友間、音尾琢真、清野菜名、竹中直人、田中直樹、長澤まさみ、加藤諒、柄本時生、山崎紘菜、森川葵、ユースケ・サンタマリア、マキタスポーツ、手塚とおる、高嶋政宏、温水洋一の19人。それぞれの役柄は明かされていないが、内村光良が演じる主人公・秋田泉一の人生に登場する様々な人物を演じる。
内村が監督と脚本、主演を務める同作は、2011年に上演された内村の一人舞台『東京オリンピック生まれの男』をもとにした作品。世の中のあらゆる分野で「一等賞」を取ることを目指し、競走や絵画、火起こし、水泳、剣道、陸上、絵画、俳句などに挑み続ける男・秋田泉一の人生を描く。若き日の泉一役を知念侑李(Hey! Say! JUMP)、泉一のマネージャーを務める元アイドル・亀谷頼子役を木村多江が演じるほか、ムロツヨシ、土屋太鳳、平泉成、宮崎美子、笑福亭鶴瓶もキャストに名を連ねている。
内村光良のコメント
昨年秋、バラエティの仕事をしながらの怒涛の撮影を終え、いまは、映画館で一人でも多くの人に笑ってもらいたいと夢想しながら、朝から晩までスタッフと編集作業に勤しんでいます。今回の映画は、これまでの監督作の中で一番“笑い”の要素が多い作品です。
結果、自分の色が非常に濃く出ています。
撮りたい画を実現するため、キャスティングには非常にこだわりました。私の執念が実り、これだけのキャストに集まってもらい感謝感謝です。女優陣が美人だらけだと指摘されたのですが、これも私のこだわりゆえでしょう(笑)。“笑い”という意味では、出演してくださった皆さんは、私の演出意図を汲んで、それぞれに“これぞプロフェッショナル!”という仕事を、撮影現場でみせてくれました。各人から繰り出される匠の技に、思わずモニターの前で吹き出してしまったこともありました。「本当にこの人にこんなことをさせていいのか?」「気付けば10回以上やらせているけど大丈夫か?」など内心ドキドキしながらの撮影でしたが、そこは監督なので、しつこく満足がいくまでやらせていただきました。
自分の色に染まった奇跡のキャスト陣の名演をぜひご期待ください。