押井守の著書『押井言論 2012-2015』が、2月2日に刊行される。
映画『GHOST IN THE SHELL / 攻殻機動隊』『イノセンス』やアニメ『機動警察パトレイバー』シリーズなどを手掛け、5月には新作映画『ガルム・ウォーズ』の公開も控える押井守。『押井言論 2012-2015』は、押井による有料メールマガジン『世界の半分を怒らせる』に掲載された3年分のインタビューに、加筆・修正・追加取材をしてまとめた書籍となる。
同書では「コピーと追体験だらけのアニメ界」「宮崎駿が考える『大衆』なんてどこにもいない」「鈴木敏夫はろくなものを作ってない」といったテーマで押井による創作論や作品論、人生観と死生観、同業者への怒りと諦めなどが600ページ以上にわたって綴られている。さらに、神山健治と『009 RE:CYBORG』について語った対談も収録される。