『国芳イズム―歌川国芳とその系脈 武蔵野の洋画家 悳俊彦コレクション』が、2月19日から東京・中村橋の練馬区立美術館で開催される。
同展では、洋画家・悳俊彦が収集した幕末・明治期の浮世絵のコレクションを展示。反骨精神や洒脱な感性、奇抜な発想で浮世絵を描いた歌川国芳の代表作と稀少作をはじめ、月岡芳年、河鍋暁斎ら国芳一門の作品、また尾形月耕、山本昇雲、小林永濯らの初公開作品を含む約230点が展示される。さらに四季折々の武蔵野の自然を描いてきた悳自身による油彩画も紹介する。
会期中は記念講演会をはじめ、林家正雀による落語会、『機動戦士ガンダム』のギレン・ザビ役、『北斗の拳』のサウザー役などで知られる声優・銀河万丈による、藤沢周平の小説『踊る手』の読み語りなどが行なわれる。各イベントの詳細は、練馬区立美術館のオフィシャルサイトをチェックしよう。