開幕ペナントレースの公演『ROMEO and TOILET』が、2月25日から東京・三軒茶屋のシアタートラムで上演される。
開幕ペナントレースは、主宰の村井雄が提唱する「パフォーマンスとは破壊力だ!」の理念のもとに2006年に結成された劇団。日本固有の武道を発達させた身体性と、漫画・アニメ・ゲームを代表とする日本独自の文化で育った精神性の融合を意識した、日本人特有の新たな身体表現の確立を目指している。
2009年にアメリカ・ニューヨークのHERE Arts Centerで初演された『ROMEO and TOILET』は、シェイクスピア作『ロミオとジュリエット』を参照しながら、トイレを舞台に据え、孤独な作業の果てに現れる愛の結晶を描いた作品。客席はオールスタンディングとなる。チケットは現在販売中だ。詳細は世田谷パブリックシアターのオフィシャルサイトで確認しよう。
なお同公演は、若い才能の発掘と育成を目的とし、公募によって選ばれた団体にシアタートラムでの上演の機会を提供する事業『シアタートラム ネクスト・ジェネレーション』の一環として上演される。