ロベール・ドアノーの写真展『Les Leicas de Doisneau』が、5月15日まで京都・ライカギャラリー京都で開催中。2月19日からは東京・銀座のライカギャラリー東京でも開催される。
1912年に生まれたドアノーは、庶民の日常を捉えた作品で高い評価を獲得したフランスの写真家。「イメージの釣り人」とも称され、1951年にニューヨーク近代美術館で開催された展覧会『5人のフランス人写真家』の出品作家に選出された。1992年にはオックスフォード近代美術館で大規模な回顧展が開催されたが、1994年に82歳で逝去した。
同展は、ドアノーがライカのカメラを集中的に使用していた時期の作品を、大きく2つに分けて紹介する展覧会。ライカギャラリー京都では日本未発表の作品を含む1970年代から晩年の作品、ライカギャラリー東京では1950年代に撮影された作品を展示する。