映画『少女椿』が、5月下旬から東京・シネマート新宿ほか全国で順次公開される。
R15+で上映される同作は、これまでにアニメ映画化、舞台化もされている丸尾末広の同名漫画が原作。1984年に刊行された原作はエログロ、怪奇性といったテイストを押し出した作風で、母を病気で亡くして孤児となった14歳の少女・みどりと、みどりが身を寄せる赤猫サーカス団のメンバーたち、さらに瓶に入って団長のもとに届けられた超能力者・ワンダー正光らが繰り広げる人間模様を描いている。
主人公のみどりを演じるのは、同作が映画デビュー作となる中村里砂。共演者には、風間俊介、森野美咲、武瑠(SuG)、佐伯大地、深水元基、中谷彰宏らが名を連ねている。
監督と脚本は、短編映画『ミガカガミ』『イケルシニバナ』のTORICOが担当。主題歌にはチャラン・ポ・ランタンの“あの子のジンタ”が起用されている。