4月からMBS、TBSで放送される松田翔太主演の連続ドラマ『ディアスポリス-異邦警察-』のキャストが発表された。
同作はすぎむらしんいちが漫画、リチャード・ウーこと長崎尚志が脚本を手掛けた同名漫画が原作。東京にいる密入国者の外国人たちが作り上げた秘密の自治社会「裏都庁」を舞台に、裏都庁唯一の警察官・久保塚早紀の活躍を描く。監督を熊切和嘉、冨永昌敬、茂木克仁、真利子哲也が務めるほか、熊切監督による映画版が今夏に公開される。ドラマ、映画を通して久保塚役を松田が演じる。
今回発表されたのは裏都庁のメンバーを演じる俳優陣。5億円事件の重要参考人として警察の捜査対象となったことから裏都庁に逃げ込み、顔を整形して久保塚の部下として働くことになる元銀行員・鈴木博隆役を浜野謙太、久保塚の上司で、母国で警察官5人を殺害して日本に密入国したアー役を柳沢慎吾、裏都庁知事のコテツ役を79歳でドラマ初出演を果たす康芳夫、知事のボディガード・イサーム役をセネガル人の父と日本人の母を持つモデルのマリーが演じる。
あわせてキャストのビジュアルも公開。特殊メイクで作り上げた整形前の鈴木や、眉毛を剃り落としたアーの姿、忍者のような衣装に身を包んだイサームの様子などが確認できる。
浜野謙太のコメント
このご時世にハードコアな傑作を松田翔太と作れてまじ幸せです。移民と難民の違いがわからないそんなアナタにも是非見て欲しい。難しくないエンターテインメントになったから!
柳沢慎吾のコメント
原作の「アー」を残しつつ、現代の「アー」にしたいと演出陣からの要望もあり、眉毛も薄くしたり切ったりして見た目から「アー」になろうと思いました。設定では「母国で悪徳警官を5人して日本に逃げてきた外国人」という事もあり、セリフも外国語っぽく言ってしまうと聞き難いので、どこまでイントネーションを混ぜてながら外国人っぽくなり、どこから日本語を織り交ぜれば聞き易くなるのかを考えながら演じたり、原作の「アー」の残しながら独自の「アー」をどこまで入れ込むか色々考えながら演じてました。観て頂いた皆さんや「ディアスポリス」ファンの方々に受け入れてもらえる「アー」になっていたら幸いです。
康芳夫のコメント
各監督指揮のもと松田翔太さんをはじめとする俳優陣の皆様に色々と教えを乞い79才の未熟者ながら怪優・迷優としてデビューさせていただき皆様に大変感謝します。俳優人生に余生を賭けるつもりなのでよろしくお願いします。
マリーのコメント
イサームを演じさせて頂きました、マリーです!普段はモデルのお仕事をしています。が!今回、ひょんな事をきっかけに気づけば初めての演技のお仕事で、最高にエキサイティングな作品の中で、最高にミステリアスな役を、きっと日本一個性がユニークで最高にクレイジーなキャストの皆さんと共に演じさせてもらいました! SUPER CRAZY!!!!!で、唯一無二!!!!!!! この作品に関われたことが一生の宝物になりました!ぜひ、ぜひ、ぜひ、見て下さい!!