土屋太鳳が、Siaの楽曲“Alive”の日本版PVに出演していることがわかった。
これまでにRihannaやBeyonce、ケイティ・ペリーらに楽曲提供し、『第57回グラミー賞』では4部門にノミネートされたオーストラリア出身のシンガーソングライター・Sia。2013年以降は素顔を公開せずにアーティスト活動を続けている。2月3日にはニューアルバム『This Is Acting』の日本盤をリリースした。
“Alive”は『This Is Acting』の収録曲。NHK連続テレビ小説『まれ』で主演した土屋は、3歳から日本舞踊やバレエなどを学び、現在は日本女子体育大学で舞踊学を専攻している。土屋が海外アーティストのPVに出演するのは今回が初めて。振付は辻本知彦が担当しているほか、土屋自身も創作に参加している。YouTubeでは同PVの予告編が公開中。本編は3月6日に公開される予定だ。
土屋太鳳のコメント
シーアさんを知ったのは「シャンデリア」がきっかけで、歌声と映像に衝撃を受けました。動物の鳴き声のようにも聞こえて、暴力的な命の叫び声なんだけれども、凄くさみしくて悲しい、それが魅力的な歌声・・・私自身も迷いのある時期に、シーアさんの歌声と映像に出会って、「このままではだめだ!」と強く感じました。「アライヴ」を初めて聴いた印象は、“野生”。「私は何があっても生きていくんだ」という、想像するよりも、凄いパワーだと思いました。
身体全体で表現をすることに対するブランクがあったので、稽古では悔しく思うこともありましたが、本当に幸せな時間でした。心のやりとりをした先生方、そして稽古のサポートをしてくれた大学の友人2人に、本当に感謝しています。
撮影では、「生きようとする何か」「生きたいと思う何か」を注ぎ込もうと思って挑みました。ご覧になられる皆さんにもそれが伝わると嬉しいなと思っています。辻本知彦のコメント
なんだろう。シーアの音楽の世界に入った、彼女の踊りを見て鳥肌が立つ。
身体を通して見える彼女の内面がとてもピュアで胸に突き刺さる。そうとも思えば、また別の顔を見せてくる。本能的でありながら、しっかりと心の奥は冷静で、時より恐怖を感じさせる。僕のイメージする楽曲ALIVEに登場してくる人物になっていく彼女。恐ろしい程の変貌と表現力。振付を終えての感想は「ただただ、素晴らしい…」の一言でした。音楽と踊りに魂を頂きました。