押見修造の漫画『惡の華』が舞台化され、7月27日から東京・浅草六区ゆめまち劇場で上演される。
2009年から2014年まで『別冊少年マガジン』に連載され、2013年にはテレビアニメ化もされた『惡の華』は、ボードレールに心酔する少年・春日高男の鬱屈とした青春を描いた作品。舞台化は1993年生まれの加藤拓也が代表を務め、これまでに舞台『博士の愛した数式』『母を亡くした時、僕は遺骨を食べたいと思った。』などを上演してきた「劇団た組。」が手掛ける。
同公演のプロデュース、演出、脚本を担当する加藤は「自分の好きな漫画を自分の好きな表現にできる幸せ。原作に最大限の敬意を払って取り組みたい」とのコメントを発表している。