ベンジャミン・バトラー展『Trees Alone』が、3月12日から東京・北参道の小山登美夫ギャラリーで開催される。
1975年生まれのベンジャミン・バトラーは、オーストリア・ウィーンを拠点に活動しているアーティスト。山や木々などの自然をモチーフに、様々な色彩と線や図形といった幾何学模様を用いた風景画を制作している。
小山登美夫ギャラリーでは2年ぶり5度目の個展となる同展。2015年から2016年にかけて制作された新作のペインティングが展示される。バトラーは「今回の展覧会は、いままでの他の展覧会よりも、より自伝的になると感じています」「2004年、ウィーンでの私の最初の個展のタイトルは『Tree Alone』でした。東京での『Trees Alone』は、ウィーンでの展覧会からの12年の歳月や、16の個展や、ウィーンと東京の9000キロの距離を超えた続きや結果として意味しています」と語っている。