連続ドラマ『奇跡の人』が4月24日からNHK BSプレミアムで放送される。
『ちゅらさん』『おひさま』『泣くな、はらちゃん』などの作品で知られる脚本家・岡田惠和のオリジナルストーリーとなる同作は、ヘレン・ケラーと彼女の家庭教師アン・サリバンの実話をモチーフにした作品。舞台を現代の日本に設定するほか、サリバン先生を男性のキャラクターにするなど、大胆なアレンジを加える。
物語の主人公は、鶴里花という女性に恋をしたうだつの上がらない男・亀持一択。目と耳に障がいのある娘・海と暮らしながら様々な困難に見舞われている花の手助けをしようと思い立った一択が、海にとってのサリバン先生になるべく奮闘する、というあらすじだ。
一途なダメ男・一択を演じるのは峯田和伸(銀杏BOYZ)。花役は麻生久美子が演じる。2人は映画『アイデン&ティティ』以来、約13年ぶりの共演となる。また花の娘・海役に、『マッサン』に出演した子役の住田萌乃、3人を見守るアパートの大家・都倉風子役に宮本信子がキャスティングされているほか、浅香航大、中村ゆりか、勝地涼、山内圭哉、光石研、白石加代子らが共演者に名を連ねている。
峯田和伸のコメント
一生懸命やるだけです。よろしくお願いします。
麻生久美子のコメント
映画「アイデン&ティティ」以来13年ぶりの峯田和伸さんとの共演、ドラマ「泣くな、はらちゃん」以来3年ぶりの岡田惠和さんの脚本。大好きな方々とまたお仕事をさせていただけることが本当に楽しみです。
出産後、初めて“子供とじっくり向き合う母親役”を演じる機会をいただけたので、不安もありますが、今は楽しみという気持ちの方が大きいです。素晴らしい脚本ですので、この世界観を壊さないよう、愛情を持ってしっかり役と向き合い、共演者の方々のお力をお借りして、全力で取り組みたいと思います。岡田惠和のコメント
あまりにも有名なヘレンケラーとサリヴァン先生の「奇跡の人」。
その物語を現代に蘇らせるとしたら、どんなドラマが出来るんだろう。そんな取り組みからスタートしたドラマでした。
繊細で大胆、そしてストレートに。熱くて、笑えて、泣けて、走って、叫んで・・・心が躍動する、そんなドラマを目指しました。
役者として仕事をしたかった峯田和伸さん。最大級の信頼を置いている大好きな女優である麻生久美子さん。そしてこの方が出てくださるならそれだけでクオリティが保障されたも同然の宮本信子さん。しびれるキャストに集まっていただきました。海ちゃん役の住田萌乃ちゃんの天才子役ぶりにも期待しています。