特集上映『リチャード・カーン フィルム・コレクション』が、3月26日から東京・渋谷のシアター・イメージフォーラムで開催される。
リディア・ランチやSonic Youthといったミュージシャンとコラボレーションを行ない、1980年代ニューヨークのノーウェーブシーンで活躍した映像作家リチャード・カーン。今年はニューヨーク近代美術館での回顧上映も予定されているほか、写真家としてマリリン・マンソン、ニック・ケイヴ、キム・ゴードン(Sonic Youth)らのポートレートを撮影するなど幅広く活動している。
今回の特集上映では、処女作の『グッバイ 42nd ストリート』や、結成間もないButthole Surfersが音楽を手掛けた1985年の作品『サブミット・トゥ・ミー』、リディア・ランチ演じる娼婦が粗暴な男と共にセックスと殺人を繰り返しながら旅を続ける様を描いた代表作『フィンガード』など11作を上映。2015年の『FFP』など近年の作品も上映される。初日の3月26日にはカーンによる舞台挨拶が行われる。
なお同イベントは、上映作品に性的・暴力的な場面が含まれるため、18歳未満は入場禁止。また日本語字幕は用意されない。