『田中一光ポスター展』が、4月5日から大阪・中之島の国立国際美術館で開催される。
戦後を代表するグラフィックデザイナーの1人である田中一光。鐘淵紡績、産経新聞大阪本社でデザイナーとして活動した後、1957年に東京に拠点を移し、1963年に独立して「田中一光デザイン室」を立ち上げた。以後、東京オリンピック、日本万国博覧会といった国家的行事にかかわるデザイン事業や、セゾングループ、無印良品などのアートディレクターを担当した。
同展は、大阪では初となる大規模なポスター展。田中が初期から晩年までに手掛けたポスターの代表作約50点が展示される。