4千年の妖怪表現を辿る『大妖怪展 土偶から妖怪ウォッチまで』

『大妖怪展 土偶から妖怪ウォッチまで』が、7月5日から東京・両国の東京都江戸東京博物館、9月10日から大阪・あべのハルカス美術館で開催される。

日本人が古くから抱いてきた異界への恐れ、不安感、「身近なもの」を慈しむ心が造形化された存在である妖怪。同展では、縄文時代の土偶から平安・鎌倉時代の地獄絵、中世の絵巻、江戸時代の浮世絵、現代の『妖怪ウォッチ』まで、日本における約4千年にわたる妖怪の表現を紹介する。

展示は、「江戸の妖怪、大行進!」「中世にうごめく妖怪」「妖怪の源流 地獄・もののけ」「妖怪転生 現代の妖怪」の4章から構成。平安から鎌倉時代の国宝『辟邪絵』や、現存する最古の『百鬼夜行絵巻』である重要文化財の真珠庵本をはじめ、もののけや鬼を造形化して描いた六道絵や幽霊画、さらに妖怪の変形として各国の珍幻獣なども紹介される。

イベント情報

『大妖怪展 土偶から妖怪ウォッチまで』

東京会場
2016年7月5日(火)~8月28日(日)
会場:東京都 両国 東京都江戸東京博物館
時間:9:30~17:30(土曜は19:30まで、入館は閉館の30分前まで)
休館日:月曜(ただし7月18日、8月8日、8月15日は開館、7月19日は休館)
料金:一般1,350円 大学・専門学校生1,080円 小・中・高・65歳以上680円

大阪会場
2016年9月10日(土)~11月6日(日)
会場:大阪府 あべのハルカス美術館
時間:火~金曜10:00~20:00 月、土、日曜、祝日10:00~18:00(入館は閉館の30分前まで)
休館日:9月12日、10月11日、10月17日
料金:一般1,300円 大学生・高校生900円 中学生・小学生500円

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