『三谷文楽 in 大阪「其礼成心中」』が、7月1日から大阪・森ノ宮ピロティホールで上演される。
「ワインをデキャンティングして美酒にするように僕があらたな器になります」と宣言した三谷幸喜によって、2012年に書き下ろされた『其礼成心中』。元禄16年の大坂を舞台に、近松門左衛門『曽根崎心中』の影響で、心中のメッカになってしまった天神の森の入口にある饅頭屋の夫婦と、心中するために森を訪れる男女の姿を描く人情物語だ。
『三谷文楽 in 大阪「其礼成心中」』は3回目の再演。2012年に東京・渋谷のパルコ劇場で初演され、2013年に同劇場で再演、2014年には京都の京都劇場で上演された。同公演のチケット一般発売は4月10日10:00からスタート。