新作ホラー映画『雨女』が初夏に公開される。
同作は『呪怨』シリーズなどで知られる清水崇監督の新作。シーンにあわせて劇場内で様々な特殊効果が作動する4DXのシステムを研究し、4DX専門の作品として制作された。
主人公は雨の日の夜になると、大雨の中で踏切の前に立つ幼い少女の目前で、黒い服を着た女が少年と共に電車に轢かれる、という夢を必ず見る女性・理佳。恋人・隆との煮え切らない関係に憂鬱な気持ちを抱いていた理佳が、母の命日に地元へ帰省するというあらすじだ。
主演を務めるのは映画『TOKYO TRIBE』『東京無国籍少女』などの清野菜名。隆役を栁俊太郎が演じるほか、田口トモロヲ、高橋ユウ、みやべほの、奈緒がキャストに名を連ねている。今回の発表とあわせて特報も公開された。
清野菜名のコメント
今回初めてのホラー映画の出演と4DXでの公開ということで撮影しながらどんな作品に仕上がっていくのか?ということを私自身楽しみにしていたので、公開が決まって大変嬉しいです!
撮影に関しては、、、タイトなスケジュールの中で結構ハードな撮影も多かったんですが中でも水深5Mプールでの撮影は今まで体験したことのないシチュエーションだったので、水中で演技をすることの難しさや、体力的にも限界を超えた撮影でした。
まだ私も見れておりませんが色々なシーンがどのように4DXになって皆さんを驚かせることができるか私自身楽しみにしてます。
映像を見ながら体感できるホラー映画「雨女」を是非劇場でご覧いただければと思います。清水崇監督のコメント
映画は進化し続けます。
暗闇の四角いスクリーンに構成された限定的な映像と音響は、時に無いはずの“匂い”や“風”、“暑さ”や“寒さ”、“痛み”や“ぬくもり”すら感じさせる名作を生み出してきました。
ところが4DXはその壁を越えます。
座席が揺れ、風が吹き、匂いがして、水が飛びます。
とは言え、もちろん映画で最も重要なのは“気持ちを揺さぶられる事”です。
今回、皆さんに映画の新しい形を体感してもらうべく、『雨女』という4DX専用の映画を用意しました。
ぜひ劇場へ“雨女”に会いに来てください。
“雨女”に遭った時、あなたの心はどんな風に揺らぐでしょうか?