特集上映『ゴダールと政治』が、6月4日から東京・ポレポレ東中野で開催される。
1968年に映画作家集団「ジガ・ヴェルトフ集団」を結成し、1972年まで同グループ名義のもと、匿名で政治的な作品を発表していたジャン=リュック・ゴダール。『ゴダールと政治』では、同名義で発表した作品を含む、ゴダールが1960年代後半から1970年代前半にかけて発表した作品を上映する。
上映作品は、『第18回ベルリン国際映画祭』金熊賞にノミネートされた『ウイークエンド』や、ジガ・ヴェルトフ集団名義での第1作目『ありきたりの映画』、チェコ映画『ひなぎく』の監督ヴェラ・ヒティロヴァを取材した『プラウダ(真実)』、ジェーン・フォンダを起用した『万事快調』、ジガ・ヴェルトフ集団最後の作品『ジェーンへの手紙』など全10作品。上映期間中には、関西大学教授・堀潤之による作品解説テキストの配布も予定されている。タイムテーブルなどの詳細は『ゴダールと政治』の特集詳細ページをチェックしよう。