新海誠監督作品の特集上映が5月28日から東京・下北沢のトリウッドで開催される。
8月26日から新作『君の名は。』が公開される新海誠監督。同作の公開を記念して行なわれる今回の特集上映には、1999年に制作された5分間のモノクローム作品『彼女と彼女の猫』や商業デビュー作『ほしのこえ』をはじめ、『雲のむこう、約束の場所』『秒速5センチメートル』『星を追う子ども』『言の葉の庭』の6作品がラインナップしている。
5月28日から6月3日にかけては『彼女と彼女の猫』『ほしのこえ』を連続上映。6月から週替わりで3作品ずつ上映されるほか、7月2日と3日には全6作品を一挙に上映する。スケジュールの詳細はトリウッドのオフィシャルサイトをチェックしよう。なお会場のトリウッドは2001年に『彼女と彼女の猫』、2002年に『ほしのこえ』を初上映した劇場となる。
新海誠監督のコメント
14年前のトリウッドでの『ほしのこえ』上映初日を境に、人生が変わってしまいました。
会ったこともない人たちが自分の作品を観るために大勢トリウッドに集まり、上映後には割れるような拍手をしてくれました。
あの日の感動や昂ぶりをなんとかもう一度味わいたくて、僕はその後もアニメーション映画を作っているのだと思います。
今回の特集上映で作品がまた新たな観客と出会えるならば、これ以上の幸せはありません。