エリック・パーカーの個展『Double Down』が、5月28日から東京・渋谷のNANZUKAで開催される。
アンダーグラウンドコミックや風刺イラスト、グラフィティなどに作品のルーツを持つエリック・パーカーは、ドイツ出身でニューヨークを拠点に活動しているアーティスト。多様な作品シリーズを通して世界の政治や経済、現代社会を、ポップカルチャーや音楽、歴史などに満ちた独自の構図で図式化している。2000年にニューヨークのMoMA PS1で開催された『Greater New York』展で注目され、アメリカの美術館や国内外のギャラリーで数多くの展覧会を開催してきた。
『Double Down』はパーカーにとって8年半ぶりの日本での新作個展となる。会場では、2つの円を組み合わせた変形のキャンバス作品や、ピラミッド型のキャンバス作品を含む新作約10点が展示される。初日の5月28日には、来日するパーカーを囲んだオープニングレセプションが行なわれる。