小金沢健人の個展『煙のゆくえ』が、9月13日から東京・表参道のスパイラルガーデンで開催される。
武蔵野美術大学映像学科卒業後ドイツに渡り、以来ベルリンを拠点に活動する小金沢健人。映像やドローイング、インスタレーション、パフォーマンスによる作品を国内外で発表している。
同展では、ドイツ・ヴォルフスブルク市美術館で発表した映像作品『Why We Build』から派生したインスタレーションの規模を拡大し、アトリウム空間全体に展開。展示空間では異なる形をした複数の粘土のオブジェが映像と呼応しながら回転すると共に、床から白い煙が吹き上がるという。さらに、3つの山が描かれたA4サイズのドローイング300枚と映像で構成される作品『mountains』を壁一面に配置する。
なおスパイラル1階のMINA-TOでは、作家自身がセレクトした額に入れた『mountains』の作品を展示・販売。販売期間などの詳細はスパイラルのオフィシャルサイトで確認しよう。