ミシェル・ブラジーの個展『リビングルームII』が、9月16日から東京・銀座のメゾンエルメス フォーラムで開催される。
1966年にモナコで生まれたミシェル・ブラジーはフランス・パリ在住のアーティスト。1990年代から日用品や自宅の庭で採取した植物などを用いた作品を発表しており、型落ちした家電製品に植物を寄生させるシリーズなど、自然とテクノロジー、有機物と人工物といった相反するものを調和させる世界を提案している。
同展はブラジーにとって日本での初個展。タイトルには、住居におけるくつろぎの場であると共に、生命が変化する空間を喚起させる「リビングルーム」という言葉が据えられている。