実写『銀魂』で堂本剛が高杉晋助役、新井浩文、安田顕、菜々緒らも追加

実写映画『銀魂』の追加キャストが発表された。

2017年に公開される『銀魂』は、宇宙から来た「天人」の台頭と廃刀令により、侍が力を失っている江戸を舞台に、主人公の坂田銀時と仲間たちの身に起こる様々事件を描く作品。銀時役を小栗旬が演じるほか、菅田将暉、橋本環奈、長澤まさみ、岡田将生、ムロツヨシ、中村勘九郎、柳楽優弥、吉沢亮がキャストに名を連ねている。監督は『勇者ヨシヒコ』シリーズなどの福田雄一。

今回出演が明らかになったのは2005年公開の『ファンタスティポ』以来、約12年ぶりの映画出演となる堂本剛。銀時のかつての仲間で、最大のライバルの1人となる攘夷過激派武装集団「鬼兵隊」頭領・高杉晋助役を演じる。劇中には銀時と鬼兵隊の戦いのシーンもあり、アクションシーンの撮影には小栗の提案によって韓国からアクション演出チームが招聘されたという。

堂本剛はアクションシーンについて「殺陣は10代ぶりでしたし、何せ小栗くんは背が高いので大変でした」とコメント。また三味線を弾くシーンを振り返り「座って練習していたところ、監督から撮影二日前に『立って弾いてほしい』と言われて本当無茶振りばかりで……」と語っている。

あわせて「人斬り似蔵」の異名を持つ岡田似蔵役の新井浩文、策略家・武市変平太役の佐藤二朗、「紅い弾丸」の異名を持つ二丁拳銃の使い手・来島また子役の菜々緒といった鬼兵隊のメンバーを演じるキャストも発表。さらに物語の鍵を握る名刀「紅桜」を作った刀匠の息子である刀鍛冶屋の村田鉄矢役に安田顕、鉄矢の妹・鉄子役に早見あかりがキャスティングされている。

堂本剛のコメント

監督に「堂本剛に悪役を演じさせたい」と言われ、キザでクールな高杉と僕のギャップをどう埋めてプラスにするのか監督と話し合いを重ねる内に、出演が決まっていました。人気キャラを演じる重圧に耐えながら撮影に臨みました。正直、エリザベスがやりたかった…。

新井浩文のコメント

ずっと読んでいたので出演できて嬉しかったですが、福田組なのに…「銀魂」なのに…ウチはギャグゼロで戦っていたので不安と不満と疲労の3つでした。従来のチャンバラとは違うアクションになっているのでぜひ観て下さい。

佐藤二朗のコメント

福田にとっておそらく最初で最後の大作ですので、まあ奴を支えてやるか的な気持ちで参加しました(笑)。僕は福田組の常連とよく言われますが、毎回が勝負だと思って全力でふざけています。今回も精一杯やらせていただきました。

菜々緒のコメント

原作のキャラクターはビジュアルが強烈なので、私にできるか不安だったのですが、難しい役だからこそ挑戦したいと思い精一杯演じました。繊細なデザインで衣装を手作りして頂きましたし、私自身も役に少しでも近づけるように頑張りました。

安田顕のコメント

原作でも描かれているようにとにかく大きな声をだすことを意識して演じましたが、いざやってみると結構難しかったです…。きっと面白い「銀魂」の世界が映像で繰り広げられると思います。楽しみにしていてください。

早見あかりのコメント

オファーが来た時「銀魂…!」と思いました。現場では、監督とキャスト陣の距離が近くてまるで学校のようでとても楽しいです。鉄子を演じるにあたり、実際の刀鍛冶の仕事場に行き、本物の刀に触れたりして勉強させて頂きました。

作品情報

『銀魂』

2017年公開

監督・脚本:福田雄一
原作:空知英秋『銀魂』(集英社)
出演:
小栗旬
菅田将暉
橋本環奈
長澤まさみ
岡田将生
ムロツヨシ
中村勘九郎
柳楽優弥
吉沢亮
堂本剛
新井浩文
佐藤二朗
菜々緒
安田顕
早見あかり
配給:ワーナー・ブラザース映画

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