ピエール・アレシンスキーの回顧展、「書道」ルーツの現代絵画など約80点

『おとろえぬ情熱、走る筆。 ピエール・アレシンスキー展』が、10月19日から東京・渋谷のBunkamura ザ・ミュージアムで開催される。

今年で89歳を迎えるベルギー出身のピエール・アレシンスキーは、アクリル絵具を用いた勢いのある筆致で、抽象とも具象ともつかない作品を生み出す画家。前衛的な書道家の森田子龍とも交流があったほか、1948年から1951年にかけて活動した前衛美術集団「コブラ」の結成メンバーとしても知られ、現在も制作を継続している。

同展ではアレシンスキーによる作品約80点を公開。また江戸時代の書家・仙厓義梵をルーツのひとつに持つというアレシンスキー自身が撮影した、ドキュメンタリー映画『日本の書』の上映も予定している。

なお期間中には講演イベントも開催。詳細はBunkamura ザ・ミュージアムのオフィシャルサイトで確認しよう。

イベント情報

『おとろえぬ情熱、走る筆。 ピエール・アレシンスキー展』

2016年10月19日(水)~12月8日(木) 会場:東京都 渋谷 Bunkamura ザ・ミュージアム
時間:10:00~19:00(金、土曜は21:00まで、入館は閉館の30分前まで) 休館日:10月24日 料金:一般1,400円 大・高校生1,000円 中・小学生700円
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