9mm滝善充が療養のためライブ活動休止、「弾けるはずだと信じています」

滝善充(Gt / 9mm Parabellum Bullet)が療養のため、ライブ活動を休止することがわかった。

9mm Parabellum Bulletのオフィシャルサイトでは、滝が左腕の不調を訴えていたこと、そのため6月19日に東京・日比谷野外大音楽堂で行われたライブが一時中断になったこと、さらに神経系の運動障害の一種である「ジストニア」の疑いがあることが明かされている。

同サイトでは今後のライブについて、「脱退ではありません。滝の左腕の経過を見るために負担が大きく原因となっている、ステージでギターを弾くという事を期間を決めずにお休みさせて頂く事を話し合いの末、全員一致で決めました」と発表。当面はサポートメンバーを加えた編成でライブを行なう。なお滝はアルバム制作にこれまで通り参加するとのこと。

これまでジストニアの疑いがあることを公表しなかった理由については、日本では症例が少なく、ネット検索などで確認できる症例にも個人差があり、ファンを混乱させる恐れがあった点や、「疑いがある」としか言えない状態である点、さらに「明日からギターを弾かずに1年休めば治るものでもなく、10年休んでも治らないかもしれないし、明日急に治るかもしれない」と告げられたことが挙げられている。

滝はコメントの中で、「自分でも、腕や指が動くのか動かないのかも、いまいち解りませんでしたし、そういった事のストレスも重なり続けて体調を大きく崩したりもしました」と経緯を綴っている。

また滝は、「ギターもちゃんと普通に弾けるはずだと信じていますので、簡単な事から始めて、いけそうな気配がしてきたらまた少しずつ復帰させてもらえればいいなと思います。とりあえず、コピーバンドとか、気楽な感じのバンドとか、力まずにできる現場から始めていって、それを心身のリハビリとして前に進めたら近道なのかなと思っていますので、よろしくお願いします」と今後の方針を明かしている。コメント全文は9mm Parabellum Bulletのオフィシャルサイトで確認しよう。

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