アメリカのバラク・オバマ元大統領は7月27日、お気に入りの楽曲を紹介する「バラク・オバマの夏のプレイリスト2022年版(Barack Obama’s 2022 Summer Playlist)」を発表した。
オバマ氏のプレイリストは毎夏の恒例となっており、年代問わず、ブラックミュージックを中心に多様なアーティストの楽曲をピックアップすることで有名だ。
年代問わず44曲をセレクト。プレイリストに選ばれた楽曲は
全44曲のプレイリストを紹介した同氏は「毎年、夏のプレイリストを共有することにワクワクしています。みなさんの返信をきっかけにたくさんの新しいアーティストに出会えるからです」とツイートした。
プレイリストには、同氏の大統領就任式でパフォーマンスを披露するなど親交の深いビヨンセの“BREAK MY SOUL”を筆頭に、ハリー・スタイルズの“Music for a Sushi Restaurant”、ケンドリック・ラマーの“Die Hard ft. Blxst & Amanda Reifer”、ドレイク、リアーナの“Too Good”などさまざまな楽曲が並ぶ。アレサ・フランクリン、プリンス、ジョー・コッカーなどからも選曲。
また、2018年にデビューしたアメリカ・インディアナ州出身のオマー・アポロの“Tamagotchi”やラテン系ラッパーBad Bunnyの“Ojitos Lindos”から、デビューアルバムが全英チャート初登場1位を獲得したデュオWet Legの“Angelica”まで、音楽シーンで注目が集まるアーティストらも多数挙げられている。
読書リストも公開
プレイリストにあわせて、2022年夏の読書リストも発表。ハニヤ・ヤナギハラやカナダの作家エミリー・セントジョン・マンデルなどの著書が選ばれ、ニューヨーク・タイムズ紙のコラムニスト、エズラ・クラインの『Why We're Polarized』などもピックアップされている。
最後には、「バスケファン向けに」として、1990年代のニューヨーク・ニックスについて綴った『Blood in the Garden: The Flagrant History of the 1990s New York Knicks』が紹介されている。
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