メイン画像:Netflixシリーズ『幽☆遊☆白書』浦飯幽助役の北村匠海
2023年12月からNetflixで配信される実写ドラマ『幽☆遊☆白書』のキャストが、7月16日から7月19日まで4日連続で発表された。
学校で札付きの不良として恐れられている主人公・浦飯幽助役を北村匠海、赤いロングヘアーがトレードマークの妖怪・蔵馬役を志尊淳、目的のためには手段を選ばない非情な性格の妖怪で、蔵馬とともにある目的のために魔界の三大秘宝を盗み出す飛影役を本郷奏多、幽助のライバルを自称し、人情深く心優しい一面も併せ持つ桑原和真役を上杉柊平が演じる。
あわせて発表されたそれぞれのビジュアルは以下の通り。
浦飯幽助役・北村匠海
北村匠海は出演が決まった時の感想について、「作品が作品なだけに最初はどでかい冗談かと思って笑うしかありませんでした。でも、今度はNetflixで月川監督とまた挑戦できるんだという気持ちが強かったです」とコメント。幽助役について「原作よりダークな空気感が強い印象があると思います。ヤンキーとしてのツッパリと、目の前のことから目を背けない優しさを幽助には感じながら演じています」と意気込みを語っている。
蔵馬役・志尊淳
蔵馬役は志尊淳が演じる。志尊は撮影現場について、「こんな撮影環境は初めてだと思うくらい、色々な事を体験させていただいてます」とコメント。特徴的なビジュアルは「2〜3年くらいかけて、みんなで試行錯誤して、細かいディテールを探求」したといい「撮影セットの膨大さ、ワンシーンワンカットにかける規模。自分にとっては全てが初めてで、初心を思い出させてくれるような体験をさせてもらっています」と喜びをあらわにしている。
「日本から世界へをテーマにみんなでクリエイティブを探求しているこの撮影がとても充実しており、終わってほしくないなと思ってます」と明かしている。
飛影役・本郷奏多
本郷奏多は30年以上に渡って愛される『幽☆遊☆白書』の魅力について、「バラエティに富んだキャラクター、独創性のある必殺技が面白いのももちろんですが、主人公たちが成長して難敵に立ち向かっていく様子は、少年ジャンプの基本理念である『友情・努力・勝利』をお手本のように描いた作品だと思います。読者が常にワクワクできる熱さが、愛されてきた魅力なのではないでしょうか」と語っている。
桑原和真役・上杉柊平
4人目のキャストとして発表されたのは、桑原和真役の上杉柊平。上杉は役柄について、「大切な誰かを守るために強くなりたいという桑原の優しく、真っ直ぐな気持ちを大事にしながら向き合いました。同時にそれを実行しようとすることは非常に難しく孤独で寂しい事なのだと実感しながらすごしました」とコメント。「桑原は感情を隠して行動する事が得意なタイプではないので、桑原和真ならその時々にどう感じてどの様な行動を取るか、という事を各シーン、各カット毎に監督やキャストの皆様と話し合いながらキャラクターを演じました」とつづっている。
監督は『君の膵臓をたべたい』などの月川翔
冨樫義博が1990年から4年間にわたって『週刊少年ジャンプ』で連載した漫画『幽☆遊☆白書』。幼い子供をかばって事故死した主人公・浦飯幽助が、妖怪が関わる事件を解決する霊界探偵となって蘇り、やがて壮大な戦いに挑むことになるというあらすじだ。1992年から1995年にはスタジオぴえろ制作のテレビアニメが放送され、人気を博した。2019年、2020年には舞台版が上演された。
Netflixシリーズ版の監督を務めるのは、『君の膵臓をたべたい』などで知られる月川翔。脚本を三嶋龍朗、VFXスーパーバイザーを坂口亮(Scanline VFX)が担当する。
月川翔監督は実写化にあたり、「普遍的なテーマを根底に据えながらも、単純にエンターテイメントとして楽しめる映像作品」を目指したという。「脚本作りの初期段階では現代に通じるテーマを抽出することに注力しましたが、やはり『幽☆遊☆白書』の魅力はキャラクターの関係性とバトルである、という方向に舵を切り、ふんだんにアクションも盛り込んでいます。VFXの難易度も相当に高いですが、最先端の技術も投入し、今現在実現し得る最高峰のクオリティを目指して取り組んでいます」と明かしている。
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