メイン画像:©2023浅野いにお・小学館/「零落」製作委員会
映画『零落』の本予告編とポスタービジュアルが到着した。
3⽉17⽇から公開される『零落』は、浅野いにおの同名漫画をもとに、漫画家の「極限の業」を描いた作品。8年間の連載が終了し、空虚な毎日を過ごしていた漫画家・深澤薫が、ある日「猫のような目をした」風俗嬢・ちふゆと出会い、人生の岐路に立つというあらすじだ。深澤薫役を斎藤工、ちふゆ役を趣里、敏腕漫画編集者で深澤の妻・町田のぞみ役をMEGUMIが演じるほか、玉城ティナ、安達祐実、山下リオが共演する。監督はデビュー作『無能の人』から10作品目となる竹中直人。
本予告編は元人気漫画家・深澤の堕ちゆく姿を映し出したもの。吉本ばななの「もがくほどになにもかもがダメになっていく時期はある。そしてそこにしかない絶対的な美しさもある。観ていてとても苦しいのに、美しさにしか気づけないすばらしい映画だった」というコメントも確認できる。
主題歌は志磨遼平(ドレスコーズ)が書き下ろした“ドレミ”。志磨遼平は本編にフリーライター役で出演している。2月10日には“ドレミ”が各音楽配信サービスで配信スタート。3月8日には“ドレミ”と劇中歌“スーパー、スーパーサッド”を収録した7インチレコードがリリースされる。7インチレコードには“スーパー、スーパーサッド(劇中ラジオedit)”を聴くことができるダウンロードコードが封入される予定だ。商品はELR storeと一部店舗で販売。
ポスタービジュアルには、朝焼けの海辺に佇む深澤の姿が写し出されている。
さらに追加キャストも発表。深澤の大学時代の友人・山石役を吉沢悠、加賀役を菅原永二、平野役を黒田大輔、風俗嬢・まりめっこ役を佐々木史帆、深澤のファン・アカリ役を宮崎香蓮が演じるほか、しりあがり寿、大橋裕之らも登場する。
同作を鑑賞した斉藤和義は「グッと入り込めて一気に見てしまう映画でした。役者陣も素晴らしいし映像も美しい。それぞれの人生模様がリアルで思うところ沢山ありました」とコメント。
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