メイン画像:「仮説人形劇アンチノミー」サムネイル ©SQUARE ENIX/人類会議
amazarashiの新曲“アンチノミー”のPV「仮説人形劇アンチノミー」のトレイラーが公開された。
先行配信中の“アンチノミー”は、現在放送中のテレビアニメ『NieR:Automata Ver1.1a』のエンディング曲として秋田ひろむ(amazarashi)が書き下ろした楽曲。2月22日に同曲などを収録したニューシングル『アンチノミー』がリリースされる。
2月3日に公開されるPVは『NieR』シリーズのディレクター・ヨコオタロウが『NieR』のスピンオフとして企画制作した15分にわたる「人形劇」。象が資本家に搾取されるなか立ち上がり、自由を手に入れる宮沢賢治の童話『オツベルと象』と“アンチノミー”にインスパイアされたヨコオがPVのために脚本を書き下ろした。
ストーリーは異星人につくられた兵器である機械生命体たちが、「お父さん」と「お母さん」に言われるがまま戦い、倒れ、そしてまた新たにつくられ、終わらない戦争に身を投じていくというもの。舞台の背景には巨大ディスプレイを設置し、デジタルUIと人形の操演が連動した演出になっているという。
特設サイトでは、YKBXが描き下ろした『NieR:Automata Ver1.1a』のイラストを使用したジャケット写真や収録内容が公開された。
【ヨコオタロウのコメント】
僕は『アンチノミー』は希望の歌だと思っています。『NieR:Automata』は、味方であるアンドロイド側も、敵である機械生命体側も、どちらも彼らを生み出した存在が■■■■■■■■■■■■■■■■■で戦いを続けている物語です。ある種、親がいない世界の喪失感を描いています。その不安感にどうやって向き合えばいいのか、ということが今回の人形劇のテーマとして描かれてるんですけど、そこから秋田さんの希望の光につなげる。人形劇の後に楽曲が続くことで初めて成立するというコンテンツを目指しました。
【秋田ひろむ(amazarashi)のコメント】
脚本を読み、ゲームのクエストに出てきそうなストーリーで嬉しくなりました。機械生命体たちの人形劇ですが、徐々に不穏な空気を纏いながら『アンチノミー』へと繋がります。
糸操り人形がかわいらしくもどこか滑稽で、でも葛藤や恐怖を感じさせる微細な動きと、舞台装置、CGが組み合わさって『NieR:Automata』の世界が再現されています。依頼心と抑圧の狭間で揺れ動く機械生命体がどこまでも人間らしく、これぞ『NieR』だという示唆に富んだストーリーでした。
現代を生きる僕たちには身につまされるものがあります。やはり最後のシーンがとても好きです。あまり詳しく言えないですが、『NieR』好きな人は見てほしいです。僕らの曲は飛ばしてでも
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