メイン画像:『エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス』©︎2022 A24 Distribution, LLC. All Rights Reserved.
A24製作の映画『エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス』の日本オリジナルオルタナティブポスターが公開された。
「マルチバース」と「カンフー」が融合した同作は、突如マルチバースにジャンプし、「強大な悪」から世界と家族を救うためヒーローに覚醒したエヴリンの活躍を描いた作品。エヴリン役をミシェル・ヨーが演じる。監督は『スイス・アーミー・マン』のダニエル・クワンとダニエル・シャイナート。『第95回アカデミー賞』の作品賞を含む10部門で11ノミネートされている。3月3日公開。
公開されたポスターは3枚。本秀康、西村ツチカ、羽鳥好美が「マルチバース」を表現した描き下ろし作品を、大島依提亜がデザインした。
本は、エヴリンが劇中でバースジャンプして変身する「カンフーの達人」をメインに「歌手」「シェフ」「看板回しのパフォーマー」と変幻自在に能力を駆使する姿を油絵で表現。
西村はキー・ホイ・クァン演じるウェイモンドにフィーチャー。普段の平凡で気弱なウェイモンドと打って変わり、ウェストポーチファイトを行なう武道家、エヴリンを救世主としてマルチバースの世界へと導く人物「アルファ・ウェイモンド」と様々に人格を変える姿が描かれている。
羽鳥は、人類の突然変異で指がソーセージのように変容した「ソーセージ・フィンガー」の世界に生きるエヴリンと、ジェイミー・リー・カーティス演じるディアドラとの愛の一幕を描いた。
今回発表された日本オリジナルオルタナティブポスターは六本木 蔦屋書店にて期間限定で展示予定。詳しくはオフィシャルサイト、公式Twitterをチェックしよう。
【大島依提亜のコメント】
色々な世界を行き来するエヴリンよろしく、本秀康さん、西村ツチカさん、羽鳥好美さんという心強い“バース・ジャンパー”たちを迎えて、ポスターもマルチバース展開してみました。
さて本作、昨年日本で観れるA24作品全視聴マラソン(およそ100作)を遂行した自分も納得のA24ベスト級の作品となっております。是非劇場で。
【本秀康のコメント】
厳しい修行の行程をすっ飛ばして、いきなりカンフーの達人に!こんな手があったとは!最高です!!
ミシェル・ヨーのバラエティ溢れる奇抜なカンフーアクションの連続に胸が踊ります。そのワクワク感を絵で表現してみました。
【西村ツチカのコメント】
主人公エヴリンだけでなくその夫ウェイモンドにもいくつもの人生の物語があったと思うと、彼の親しみあふれる表情や仕草のひとつひとつに可能世界を感じられるようになり、ますます引き込まれました。彼を中心にしてグワーッと描きました!
【羽鳥好美のコメント】
一見コミカルでありながらどこか切ない浅い夢の中のようなバースには、アンニュイで緩やかな時間の流れを感じます。淡い光とコーラルピンクに彩られた御揃いで過ごす二人の場所を、白にふっと色が溶け込むかのようなタッチで描きました。
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